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コラムイメージこのコーナーでは深川七福神、深川地区にまつわる様々な事柄やエピソードなどをコラム風にまとめて行きます。
随時更新して行きますのでお楽しみにどうぞ。
ようこそ深川へ

 われらが深川七福神は、江東区の史跡散策コースとほぼ重なる道順で、周囲にたくさんの史跡・旧跡があります。その中でも一番の大物物件、清澄庭園を紹介します(^o^)ノ。場所は現在の地下鉄清澄白河駅からすぐのところ。毘沙門天・龍光院布袋尊・深川稲荷神社の丁度中間で、七福神めぐりののぼりをたどっていくと、入口前を通りますよ(*^-^*)。

清澄庭園 現在の都立公園「清澄庭園」の歴史は、深川が爆発的に発展した元禄時代にさかのぼります。開幕より100年、経済・流通の発達により商人の力が急激に強まり、江戸や京阪のような大都市にはとてつもない財を築く豪商が現れます。その中の一人が、紀伊国屋文左衛門、通称「紀文」です。この紀文が江戸で成功したのち、深川に別荘をもうけたのが清澄庭園の発端です。紀文の生涯は謎に包まれていますが、有名な「みかん船」をはじめ数々の逸話が残されています。紀文は紀州に基盤を置く材木問屋でしたが、江戸の町では材木の需要が高く、この業種には豪商が多かったのです。伝説になるほどの栄華を極めた紀文でしたが、彼を取り立てていた幕府要職の失脚とともに没落し、恵比須神・富岡八幡宮一ノ鳥居あたり(門前仲町1丁目)で侘しい晩年を過ごしたそうです。時代は下って、享保の頃、紀文別邸は下総国関宿城主である大名・久世大和守の屋敷となります。この時期に庭園がある程度形作られたようです。

 さて、文明開化の明治に、紀文同様の目覚ましい立身を遂げた実業家がいました。三菱財閥創設者である岩崎弥太郎です。岩崎は海運業を中心に事業を展開、一代で世界に名だたる大財閥を築き上げました。明治11年に岩崎は久世屋敷跡を含む10万平米の土地を購入し、造園を開始。明治13年に回遊式林泉庭園が完成し、これを「深川親睦園」と名付けました。親睦園の名のとおり、この庭園は三菱財閥従業員の福利厚生や来賓接待に活用されたんですよ。w(゚O゚w)社内レクリエーション施設とは、時代の先端をいく発想ですね! また、当時、近隣に三井財閥の三井庭園があり、豪華を競いあったそうです。

 昭和7年、財閥を受け継いだ岩崎久弥が、関東大震災で被害を受けた親睦園の西半分を売却。東半分を東京市へ寄附しました。これを東京市が整備し、庭園を公開しました。これが今の清澄庭園です。庭園の東端、清澄通りに接した区画には、東京市によって震災復興住宅が建てられました。これらの住宅はまだまだ現役で、往時を感じさせるモダンな外観を見せています。また、岩崎弥太郎が現庭園地を購入する前の一時期には、日本逓信制度の父・前島密が住んでいました。

 庭園入口のすぐ横に建つ大正記念館は、もともと大正天皇の大喪の礼にあたって使用された殿舎を移築したものでしたが、戦災で焼失。戦後、貞明皇太后(大正天皇皇后)の葬祭殿の資材を下賜され再建されました。中島にせり出した「涼亭」、こちらは明治43年に来日したキッチナー英国元帥を歓迎するために建てられた建物で、一部補修されていますが、往時のままのものです。


 清澄庭園は現在、入場料が必要です(一般150円)。窓口で料金を払って入園すると、大きな池に立派な鯉や水鳥がゆうゆうと泳ぐ、なんとものんびりした雰囲気。また、岩崎家が全国から収集した名石奇岩が随所に配され、そばには産地や種類を記した立て札が添えられています。なお、大正記念館・涼亭は集会所として一般に貸し出しされています。公園事務所に申し込めば誰でも利用できるそうです。涼亭でお茶会なんて、風情満点で素敵でしょうね(*´∀`*)。

 新年1月3日には鷹匠による放鷹が毎年開催されています(今年はどうかな?)。七福神めぐりの一休みにもぴったりな都会のオアシスに足を向けてみてはいかがでしょうか?

都立公園「清澄庭園」
江東区清澄3−3―9
Tel:03−3641−5892
ヽ(^_^)ノ *** 開園時間・イベントなどのお問い合わせは、清澄庭園までお願いします *** ヽ(^_^)ノ


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